道場の沿革

photo  大分県下で合気道が普及し始めた1970年、別府市と近隣の有志によって県下2番目の合気道組織として、前身の「別府合気道同好会」が発足しました。
当初の稽古場所は海門寺公民館・西本願寺別院などでおこなっており、1974年には「別府合気道会」に改称、別府市国際観光会館(現在のトキハ別府店)の柔道場で稽古をおこなうようになりました。
                 
各地の就職先・進学先で習得した者たちが別府在住の会員に伝授していく反面、昇級昇段の機会のない状態が続きました。そんな中、1981年、溜池永和先生(合気会・大阪南武育会師範・2010没)による約2年間の熱心な指導のもと、「合気会」の審査に基づく昇級が実現するようになり、1982年、ついに初の昇段者を出すにいたりました。

photo  1987年4月1日、「合気道祥平塾」(菅沼守人塾長・合気会九州総師範)の傘下道場となったことを機に、名称を現在の「合気道別府道場」と改め、同月開催の「第一回合気道祥平塾演武大会(福岡市)」に参加(本年まで連続出場中)、さらに少年部の増設、別府市民体育館柔道場への稽古場所変更などを経て現在にいたっています。
1989年、日出町営柔剣道場が建設されたのを機に、支部道場として「合気道日出道場」が発足しました。
2008年、「立命館アジア太平洋大学(APU)合気道部」がパートナーとして加わり、相互関係を築いています。

かつて一緒に道場で汗を流した仲間が、京都宇治、杵築・国東、飛騨高山、西宮・泉大津、北京大学で新たに道場を創設し、各地の合気道の発展に貢献しています。

爾来、40有余年、別府市の発展とともに、私たちの道場も成長を続けてきました。

別府・日出のみなさん、県内外の合気道関係の皆さん、今後ともよろしくお願いします。

道場の運営方針

photo  別府・日出道場は、合気道を志す者同士が、互いに平等の立場で、費用を負担しあい、運営に参加するようにしています。
古い会員も新しい会員も運営に関しては対等の権限と責任を有しています。
会の運営上、会長、道場長、指導員、事務局を設けますが、会の重要事項は会員による総会の決定にもとづきます。





会旗について

photo  「和而不同」の4文字は、1992年10月17・18日の菅沼守人師範講習会の時の揮毫を会旗にしています。
「論語」子路編「君子は人と協調するが、安易に同調したり雷同したりすることはない。」(大辞泉)とあります。

 

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